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いつも目にしているのに正式な名前は?と言われると、
「う〜ん、、」と戸惑ってしまうモノの名前。
皆さんはありませんか?
小次郎母は、適当に名前を付けて呼んでいましたが、調べてみると結構面白い!
それでこんなページを作ってみました。
随時、追加していきます。時々覗いてみて下さいね。
電気製品コードなどを束ねるのに使う針金のリボンにも名前があるって?
コンビニやスーパーのレジでバーコードを読み取る機械の呼び名は?
炭酸飲料のペットボトルの底にある梅の花の形をした”へこみ”は?
お皿などの割れ物を包むプチプチシートを何と呼ぶ?
間に空気が入っているから、ついプッチンプッチンと潰したくなって「プチプチ」なんて呼び方をしている人も多いハズ。小次郎母のその口です。
それでも通じてしまいますが、正式にいうと「プチプチのあれ」は「気泡緩衝シート」という名前を持っています。書いて字のごとく、気泡が入った緩衝材というわけです。
材質はポリエチレン樹脂。原料のチップを熱してドロドロになってところをフィルム状に成形、1枚はそのまま平面に、もう1枚は凹型になったシリンダーで型押ししてから、その2枚を重ね合わせて作っています。
梱包や包装の現場では「そのエアキャップを取ってくれ」などといわれることが多いのですが、この名前は登録商標です。
特定商品の名が代名詞のように使われることも多く、気泡緩衝シートよりエアキャップという呼び方の方が知名度は高いかもしれません。
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トイレ詰まりに使う、あのパコパコ棒の名前は?
「パコパコ」「ガポガポ」「バコバコ」「スッポンスッポン」・・・・。
10人にその名前を聞くと、10人それぞれが自分なりの擬音で答えてくれるはずのモノ、、、。誰に聞いても、音からの連想でそれがなにであるか形は想像出きるのに、そのものの名前となると知らないという代表がこれではないでしょうか?取り扱っているお店でも、「あっトイレの詰まりを直すヤツですね。」とすぐにわかってくれるから、別に名前を知らなくても困ることはないのですが、、。
メーカーはこれを「通水カップ」と呼んでいます。ただ、多分、この名前が登場するのは、納品書や請求書といった取引のとき、書類でだけのようです。
そして、意外に知られていないのが、通水カップには和式トイレ用と洋式トイレ用がちゃんとあることです。ですから、買う時は、区別をして買うようにした方がよさそうです。でも、お店の人自体、こちらが、「通水カップ下さい。」と言っても、わからないでしょうし、また、「これは和式用ですか?洋式用ですか?」と聞いても狼狽するだけで、まず、わからないでしょうけど、、。
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シチューやカレーをすくう半球状のお玉の名前は?
「お玉」といえば、おたまじゃくしのこと。もちろんカエルの子のほうではなく、調理用具の先が丸くなった玉じゃくしに丁寧語の「お」がついて、しゃくしの部分が省略された呼び名です。
他に、網じゃくし、穴開きじゃくしなど、すくう道具はいろいろあります。お味噌汁などにつかう、すくう部分の浅いアルミのものは相変わらずお玉と呼ばれていますが、シチューやカレーをすくう、半球状のものはなぜか「レードル」という横文字の名前で売られていることが多いのです。なかには、しゃくしの半球の大きさの差で、計量できるようになったタイプもあり、名前が変わると使い道も変わるといったところでしょうか、、。
「お玉」と「レードル」、雰囲気さえ全く違ってきますね。
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カレーのルウを入れるあの銀色の器をなんという?
この容器の銀器としての用途は、カレールウを入れるためにつくられたのではなく、実は、フランス料理などでサラダにかけるドレッシングや、ローストビーフにかけるグレイビーソースを入れるために考案されたものです。
そこで、正式名称が「グレイビーボート」。いっぽうの注ぎ口が船の舳先のように細くなっているところからの命名です。けれども、正しい使い方は、注ぎ口を傾けるのではなく、軸がカーブしたレードルで取り分けます。フランス料理のフルコースなどで、サービスの人がサラダにドレッシングをかけてくれたという経験がおありのことと思います。
彼らのサービスの現場や洋食産業界では、単に「ソースポット」と呼ぶこともあるようです。考えてみれば、あのカレーだって、ご飯にかけるソースですよね。
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ラーメンのどんぶりの縁に描かれたナルトマークの名前は?
東京風の醤油味ラーメンに欠かせないナルトは、丸か楕円でどんぶりの中に入っています。そのナルトが、四角に変形したような渦巻き柄が、ラーメンどんぶりの縁に描かれていることが多いですね。「まさかナルトから連想してデザインされたのではないでしょうね。」と疑問も沸いてしまいます。
でも、ラーメンどんぶりに限らず、中華料理店のチャーハンのお皿にも酢豚の鉢にもこの模様は描かれています。これは中国伝統の模様で、稲光を表した「雷紋」といいます。魔除けで祖先の幸せを祈る気持ちがこもっているそうです。
明治維新で横浜が開港したころ、中国人通訳が日本に伝えたものだといわれています。
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お葬式のとき張られる白黒の幕の名前は?
家庭で不幸があったとき、昔のように家で通夜・葬儀という形態は少なくなって、斎場やメモリアルホールといって名の専門のスペースを借りることが多くなりました。とはいえ、家庭で行われるときには、日常の生活の場をこの幕で覆ったり仕切ったりするだけで、そこが通夜や葬儀の場に仕立て上げられる。その幕とは?
白と黒の縦縞、たいてい上部に黒一色の横一線が入っているはずです。その名前を「鯨幕」といいます。鯨といえば波の上に出ている部分は黒が多いのですが、お腹の部分は白です。さらに皮をはぐと黒い皮の裏側に白い脂肪がついています。そこからの連想で、この白黒の幕を鯨幕というようになったようです。
古来、白と黒といえば、クジラを連想させたようで、黒いビロードに白い裏をつけた鯨帯という伝統的な帯の呼称まであります。
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日の丸掲揚のとき竿の先につける金の玉を何と呼ぶ?
オリンピックや国際会議の開催時に、競技場や会議場の周囲に他国の国旗にまじって日本の日の丸が掲げられるときは、すべてそろいのポールになっています。
しかし、伝統的に、元旦などの祝日、あるいは式典会場に日の丸を掲げるとき、竿の先には金の球がつけられます。(ってそれすら小次郎母は知りませんでした。)
この球に、名前なんてないだろうと思いきや、実はちゃんとあるのです。これは「頂華」(ちょうげ)と呼ばれるものなのです。竿と頂華の間にあるのが木冠で、旛竿は白と黒を交互に塗り分けられたものが一般的です。春分の日や子供の日、あるいは勤労感謝の日などの祝祭日には、各家の門には竿が立てられ、金色の球が太陽にキラキラ輝いている様子をみかけることもありますね。
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電気製品コードなどを束ねるのに使う
針金のリボンにも名前があるって?
自分でセットアップするつもりでパソコンを買ってくる箱から出てくる出てくる、さまざまなコードやコネクター、配線ケーブルetc、、。こんなヒモ類のいろいろを、もつれないように一つひとつ縛ってあるのが、ビニールテープにサントイッチされたような針金の平たいリボンです。
電気製品に限らず、食品のポリ袋の口が縛ってあったり、枝豆の束をくくってあったりと、幅も芯の針金の太さもカラーもいろいろなこのリボンの名前は、「ツイスト・タイ」といいます。くるくると巻き付け、ねじって(ツイストして)縛るからです。はじめは園芸作業で植物を添え木に固定するのに結ぶ用具として風雨にさらされても腐食しない長所が認められて広まったもので、やがて、ぬれた品物の多い台所での使用に主婦が注目し、現在のような人気グッズになりました。
いまではセロハンテープのようにロールしてあり、好きな長さで自由に切れるカッターのついた商品まで出回っています。小次郎母は園芸用のこの商品を100円ショップで購入し、重宝しています。
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ベーカリーショップでパンを挟む道具の名前は?
ベーカリーショップでよく使われている二本の棒の一方の端を留めて支点にし、なにかを挟んだりつかんだりするための大型のピンセットのような道具が「トング」です。もともとは火ばしを意味する言葉でした。
ベーカリーショップだけでなく、スーパーのセルフサービスコーナーで勝手に取ってパックに詰めるコロッケや、から揚げのバットのそばに置いてあるし、バイキング料理の大皿に添えられていることもあります。食品関係用には、たいてい先が花びらの形に広がっていたりします。さらに、クシの歯のようなものがついていれば、すべりやすい麺をがっちりつかむスパゲティ・トングです。少し小型でギザギザの歯であれば、氷用のアイス・トング。もっと小さくて、先が半球や四角くなっていれば紅茶やコーヒーに入れる角砂糖をつかむシュガー・トングと、それぞれ用途によってサイズも形もいろいろあります。
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食パンの袋の口を留めるプラスチックの留め具の名前は?
おしゃれなベーカリーだと、フランスパンは縦長の紙袋、食パンは好みの厚さに切ってくれてからビニール袋に入れられ、袋の口は金や銀のテープできちっとくくられています。
しかし、コンビニの棚に並んだパンたちは、密封されたカレーパンやアンパンを除けば、袋の口についているのは硬質プラスティックの板状の留め具。袋の口を挟み込むで密封し、乾燥防止に役立っています。ときには、ここに、製造年月日や賞味期限が記入されていますよね。
正式名称は「クロージャー」というこの留め具は、業界で「クイックロック」と呼んでいるそうです。でも、私達、消費者にしてみたら一度はずすと再び留めるには結構面倒で、ちっともクイックではないですよね。
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橋の欄干の先についている玉ねぎ形の飾りの名前は?
牛若丸が京の五条大橋で弁慶に襲われたとき、欄干をヒョイヒョイ跳んで逃げたというエピソードを考えると、あの橋には、よく見かける飾りはついていなかったのでしょうか?あんなとんがった先の上にバランスを保って立つのは難しそうと思われます。そのとんがったネギの花をした飾りは「擬宝珠」(ぎぼしゅ)(または「ぎぼし」)と呼ばれます。中国伝来の装飾です。仏教建設とともに伝わったようで、法隆寺の五重塔の頂部などにも同じものが見られます。
これは、ただ、飾りという意味とは別に、柱の頂部を腐食から守る働きをしたのではないかとも考えられています。「ぎぼし」という呼称も、形が「ねぎぼうず」に似ているから「ねぎぼうし」「ぎぼうしゅ」「ぎぼし」と変化したのでは?という俗説もありますが、あくまで頭がとんがって炎の形をした宝玉、宝珠に擬したというのが正しいようです。
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爪きりに刻まれているギザギザの溝は何という??
はさみの形ではない、パチンパチンと爪を挟んで切るタイプの爪切り。普段はボディにかぶさるような形で納まっているハンドル部分がレバーで、これを起こして裏返すと、テコの原理で刃の部分が機能するようになります。その裏返したレバーに、ギザギザの溝が刻まれています。これは「ネイルファイル」という爪のヤスリです。
ネイルケア専用の木目の細かいヤスリほど、一気に爪を切るには向きませんが、なめらかにするには、とても活躍してくれます。
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ホッチキスの綴じ針って何と呼ぶ?
日本では紙を綴じる器具を、発明者の名をそのままとった商品名で、ホッチキスと呼んでいます。もともと道具としての名前は「ステープラー」というのが一般名詞です。海外ではこの名で呼ばれています。
その語源になっているのが、「ステープル」で、中に入れる綴じ針のことです。文房具屋さんで売っている、最も一般的な10号サイズの箱にも針と印刷されていますから、「針」でいいのかもしれません。なかには、ホッチキスの玉と呼ぶ人もいますが、発明者であるアメリカ人のホッチキスさんは、この器具をこれまた自分が発明した機関銃の弾丸送り装置にヒントを得て考案したといわれていますので、こちらの日本風呼び方「針」の方が案外、的を射ているとも言えそうですね。
皆さんは何と呼んでいますか?
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原稿用紙の中央部分にある蝶ネクタイのようなマークは?
市販の400字詰め原稿用紙で、一番オーソドックなものは、半分の200字ずつが左右のブロックにわけられているものですね。これはメーカーや、B5サイズ、A4サイズにかかわらず共通しています。その左右の間の、ちょうど用紙の中央部分には、蝶ネクタイのようなマークが印刷されています。
袋綴じにしたりするときの目安になって便利なものですが、これはもともと和綴じの書物を作るときに、版の中心を示した伝統のあるマークなのです。まるで魚のしっぽのような見た目の形から、スバリ「魚尾」(ぎょび)と呼ばれ、和本には黒魚尾、白魚尾、花魚尾など凝ったデザインも施されていました。
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コンビニやスーパーのレジで
バーコードを読み取る機械の呼び名は?
あまりに身近で、もう誰も深く考えたりしていないモノ。欲しいものを手に取る、カゴに入れる。レジに行き、レジスター機に表示された数時に目を向ける、、、。足し算を確認することもなく、言われた金額を払うだけがスーパーやコンビニのごく普通の買い物風景ですね。
でも、よく考えてみるとスーパーやコンビニ商品の価格表示はすべてバーコード、電気カミソリか電気掃除機の口のような機械でこれをなぞり、いわゆるスキャンしていくだけで、支払い金額が提示される仕組みになっています。この読み取り機の名は「ハンディーターミナル(発注端末機)」です。
ターミナルというだけあって、金額の足し算をするだけではなく、ポスシステムという、なにがいつ、どれだけ売れたかの商品管理のデータを作り、仕入れ情報や補充商品の点検にまで役に立つという大変優秀なオールマイティー店員といったところです。
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炭酸飲料のペットボトルの底にある
梅の花の形をした”へこみ”は?
ゴミが溢れる日本で、リサイクルなど抱える問題は多いですが、ペットボトル詰めの商品が氾濫しているのも大きな問題の一つです。独特のボトルデザインで世界中に知られたコカコーラでさえも、あのトレードマークだった緑色の瓶のかわりにペッドボトル入りが売られています。
ところが、このコカコーラのペットボトル、なだらかな首や胴のくびれ部分などのシェイプは全く瓶と同じなのですが、一部だけ異なるところがあります。ボトル底部はスカートをはいたように少し広がった平らな底ではなく、梅の花の花弁のような五ヵ所のへこみが刻まれているのです。この梅の花の形の部分にも名前があります。それは「ペタロイド」という名で、ほかの炭酸飲料のボトルにもみられるものです。
ボトルが、中に閉じ込められている炭酸ガスの圧力に負けて破裂しないように、考案された意義あるデザインなのです。
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トウモロコシの実の先についている
ヒゲは何ていうの?
見た目どおり、トウモロコシの実の先についているヒゲのようなもののことを日本語では「絹糸」(けんし)と呼んでいます。
昔はこのトウモロコシの皮を乾燥させて重ね、ヒゲも乾燥させたうえ、姉様人形をつくったりしたということです。絹糸を束ねてちょうど髪の毛に見立て、まゆを結ったりしていました。
この絹糸、正体はトウモロコシの雌しべなのです。花粉を受粉するのにために皮からはみだしているもので、きちっと並んだ実の粒一つに、このヒゲ一本がついていることになっています。先っぽからフサフサヒゲが沢山出ているほど、実入りがいいというわけです。かつてアメリカで、旱ばつがあったとき、
トウモロコシのヒゲの生育が悪かったり、乾燥したりしてしまったために充分に受粉が行われず、一本に数粒しか実のついていないものばかりが収穫されたことがあったそうです。
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サボテンのトゲが生えている部分の名称は?
地球上に出現したのが人類の誕生より早いサボテンは、現在、世界中で7000種以上あり、乾燥地帯でも生育できる丈夫な植物です。南北アメリカ、西インド諸島、ガラパゴス諸島あたりがふるさととされ、各地での気の遠くなるような年月をかけ気候に合わせて進化してきました。
その結果、砂漠でも枯れないよう葉や根に水分を貯蔵できるようになっていて、重量の96%が水分、種によっては数年間も水なしで生きていけるものもあるということです。
大きな特徴は、1日に消費する水分が植物体の2000〜2500分の1ということのほかに、あのヒゲのようなトゲの存在です。「アレオーレ(刺座・しざ)」と呼ばれる部分から一本ずつ、あるいは数本かたまってトゲがでていることです。アレオーレは普通、デコボコした本体の稜やコブ、
イボと呼ばれる出っ張っている部分の上にある、綿毛を蓄えたり枝や花をだすのもこの部分です。
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♪この木何の木、気になる木♪とCMで歌われる木の名前は?
もうずいぶん長い年月、テレビCMで流れ続けている「♪この木何の木、気になる木♪」の歌。特定商品のCMではなく
いわゆる企業イメージ広告として日立グループがつかっているものです。映像がすぐに頭に浮かぶほど、よく知られています。歌の続きは「♪名前も知らない木ですから〜・・・♪」となるのですが、そう言われると名前を知りたくなりませんか?
台形に大きく裾を広げたようなあの木、ハワイのモアナルア・ガーデンにある「モンキー・ポッドの樹」という木なのです。
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イグアナのあごの部分に垂れ下がった袋の名称は?
犬やネコといったペットは、集合住宅では飼ってはいけないと契約書にあるところが多いですね。それに一人暮らしでペットがいると旅行にもでかけられなくて、、、。
という人達に人気になったのが爬虫類飼育です。中でもイグアナは、トカゲというイメージから離れて愛嬌のある動きや表情が好まれるらしく、30センチほどに成長する小型種が人気が高いそうです。
(小次郎母は絶対、飼わない!こわいです。)
そんなイグアナの表情をつくっているのが、顔のあごの部分に垂れ下がったヒダ飾りのようなものです。この部分は「デューラップ」といいます。慣れるとなでられて喜ぶようになるのですが、最初は恐怖を感じたときなどに、
よく膨らませてみせるということです。
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タコが墨を吐き出すところを何と呼ぶ?
忘年会で一発芸をするときに、唇を突き出して手足をくねくねさせれば、みんな、「タコ」だと言うでしょうが、唇を突き出してみたところで、それはタコの口ではありません。
「漏斗」(ろうと)と呼ばれるタコの排出口なのです。ここから呼吸につかった水、排泄物、墨などを出しています。イカもまた同じように漏斗を持っています。漏斗とは、化学の実験などでつかうアサガオ形ろうとのことで、形が似ているところからの命名ですが、別の表現を用いると、「じょうご」です。
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膝の裏側のくぼんだ部分にも名前がある?
「顔」や「手」「足」といった人間の身体の部位の呼称を知らない人はいません。さらに細かく、「こめかみ」「うなじ」といった部分の名前も日常生活の中では頻繁につかわれています。「向こう脛」のように、”弁慶の泣き所”といった別称、”足の三里”という東洋医学のツボにかかわる呼称を知っているケースもあるでしょう。また、ふくらはぎが急につって痛いのをこむら返りというから「ふくらはぎ」のことを「こむら」ということを知っている人も多いと思います。
では、膝小僧の裏側のくぼんだところはなにと呼ばれているのでしょうか?そこが「ひかがみ」という名前をもっていることはそう知られていません。果たしてこの名をつかう機会があるでしょうか?漢字では、「膕」と書きますが、こんな漢字は、漢字検定試験くらいにしかでませんよね。まして、医学用語では、曲げるとくぼむということから、「膝窩」(しっか)といいます。ここまでくると、「それってなにのこと?」と首をかしげたくなるレベルですよね。
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ローマ法王がかぶっている大きな白い帽子の呼び名は?
右の左に、自分にあいさつする人たちに顔を向けながら、首を傾げて微笑みを返すローマ法王。テレビで見ても、彼の頭はかなり動いていると思われるのに、上に載った帽子が落ちる様子はありません。社交界のウワサを掲載するような、ジャーナリズムが、法王の大きな帽子がずり落ちそうになった写真を掲載したという話もありません。というのも、カトリック教会の司教以上の地位にある人がかぶる帽子は
「ミトラ」と呼ばれ、すべて修道士、修道女が手作りしているもので、オーダーメイドなので、ピッタリ頭にはまっているのです。一応決まりがあって、表はシルク、内側はすべりにくい裏革が張られています。また法王は白、枢機卿が真紅、司教がたいていは紫という色分けもされることになっているということです。
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